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とんでも腐敵☆パートナー Act.4-5
2008 / 02 / 19 ( Tue ) 06:07:14
<<<< 朽木side >>>>
 
 グリコの殺人弁当騒動で騒々しかった昼食が終わり、午後はまた海に入って遊ぼうとのグリコの提案に。
 
「私はパス。浜で本でも読んでるわ」
 
 協調性の欠片もない立倉が言った。
 
「あ、祥子ちゃん。それなら俺のゴムボートでどう?」
 
 すかさず高地が申し出る。
 
 実は俺達が荷物を取りに行ってる間、高地は拝島の忠告をものともせずひたすらゴムボートに空気を吹き込み続け、なんと、とうとう完成させてしまったのだ。
 
 恐るべき執念である。
 
 
「ゴムボート……って、使ってもいいのここ?」
 
「監視員もいないし大丈夫だよ! 錘を垂らしておけば流されないし、海の波に揺られながら読む本は最高だよきっと!」
 
 どの辺が最高なのか。波に揺られながらの読書など、見るからに船酔いしそうだ。
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

オリジナル長編小説 とんでも腐敵☆パートナー Act.4 TB:0 CM:0 admin page top↑
いやぁ~過疎ってますね!
2008 / 02 / 19 ( Tue ) 06:04:15
こっちの小説ブログの方は、かな~り過疎ってます。
読んでる人いないだろうな~と思って、アップするのが滞っちゃってるんですが。
誰か読んでる人います?(; ̄▽ ̄)
いるならアップしますよ~。

って虚しい独り言を呟いてみたり。

宣伝とかメンドくなっちゃうんですよね~すぐに。
ははははは。いけませんね。

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

日記 一覧 TB:0 CM:1 admin page top↑
とんでも腐敵☆パートナー Act.4-4
2008 / 02 / 10 ( Sun ) 21:42:29
<<<< 朽木side >>>>
 
 何故、こんなことになってるんだ。
 
 などと考える前に、体は動き出していた。
 
 スポーツはあまり好きではないが、できる方だった。足も陸上部にしつこく誘いをかけられたくらいには速いので、人並み以上はあるのだと思う。
 
 とにかく、俺の名を呼ぶグリコのもとに駆けつけるのに、ものの十秒とかからなかった。
 
 この駐車場は簡易フェンスで囲まれただけの屋外駐車場だが、周囲を建物に囲まれてるので意外と見通しが悪い。
 
 奥の方で何か起こってるとしても、人目につきにくいのだ。
 
 俺がグリコ達の後を追った理由はまさにそれであり、最近、この駐車場で車上荒らしが頻発しているという注意書きを目にしたからだった。
 
 あんな腐女子でも一応女だし、友人二人は普通にナンパされそうな美人系だ。やはり女の子だけで行かせるのは心配だと拝島が言うので、渋々俺が後を追いかけることになった。
 
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

オリジナル長編小説 とんでも腐敵☆パートナー Act.4 admin page top↑
とんでも腐敵☆パートナー Act.4-3
2008 / 02 / 06 ( Wed ) 20:46:36
                                                               Act.4-4へジャンプ
<<<< 栗子side >>>>
 
「信じらんない。ホントに鼻血噴くなんて。恥ずかしいからアンタ近寄んないでくれる?」
 
「うぅ~~~そんな蔑まないでよ祥子~~」
 
「あたしはあんだけ出血したのにグリコがケロっとしてるのが信じらんない。どんだけ血の気多いのよ」
 
「2Lくらいまでなら平気! でも今日最高記録を更新したからも少し出してもおっけーなことが分かった!」
 
「ヤな自慢話ね……」
 
 盛大な鼻血祭りの後、なんとか出血の止まったあたしは祥子と真昼を連れて海に入った。
 
 高地さんが膨らませてくれた空気マットを海水に浮かべ、三人でマット上に顔を寄せ合い、ぷかぷか漂いながら密談をしてるところだ。
 
 といってものっけから反省会モードで、あたしが責められる一方なのだけど。
 
 いやぁ~~それにしてもさっきの出血は我ながらすごい量だった。
 
 朽木さんの半裸もズキュンとくる色っぽさだったんだけど、拝島さんの眩しい肢体ときたら……。
 
 ダメだ。思い出すだけでまた鼻の奥がツーンとしてくる。
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オリジナル長編小説 とんでも腐敵☆パートナー Act.4 admin page top↑
とんでも腐敵☆パートナー Act.4-2
2008 / 02 / 04 ( Mon ) 23:12:56
                                                               Act.4-3へジャンプ
<<<< 朽木side >>>>
 
 車中のグリコはとにかく煩かった。
 
「あーっ! 海! 見えてきたよっ!」
 
「いちいち解説しなくても見りゃ分かるわよ」
 
 冷たい表情の友人立倉に一蹴されてもまったくテンションは変わらない。俺の冷たい態度にグリコがまったくめげない原点をここに見た気がした。
 
 というかこの立倉という女、海に何しに行く気だ? 海水浴する姿は想像もつかん。
 まぁ俺も海に浸かる気はさらさらないが。
 
 周囲の景色は既に都市部を離れ、海の近くにまで来ていた。それほどの渋滞に巻き込まれることなく走れたおかげで、午前の比較的爽やかな海の風を感じることができる。
 
 久しぶりの運転はなかなか楽しかった。
 
 黒革のコンビハンドルはしっとりと手に馴染み、車との一体感を感じさせてくれた。乗り物を操作する醍醐味は、やはりハンドルを通して感じる乗り物との一体感だ。
 
 海岸線沿いの、カーブの多い道をゆったりと走る。陽の光が反射してキラキラと光る地平線が、山間を縫う俺の視界に、時折映っては過ぎていった。
 
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オリジナル長編小説 とんでも腐敵☆パートナー Act.4 admin page top↑
とんでも腐敵☆パートナー Act.4-1
2008 / 02 / 02 ( Sat ) 22:41:56
                                                               Act.4-2へジャンプ
<<<< 朽木side >>>>
 
 その日は俺の願いも虚しく、朝から快晴だった。
 
 俺達の大学の正門前。
 
 この待ち合わせ場所に、既にメンバー全員集合している。
 
 忌々しくも、俺と拝島のドライブデートを妨害し、海に行くことになったメンバー、だ。
 
 男は俺と拝島と高地。女はグリコとその友人二人。計六人となったので、拝島の車一台では足りず、二台の車で移動することになった。
 
 その二台の車は、正門前の道路端に寄せられ、出発を今か今かと待っている。
 
 車に寄りかかってた俺は、出発を促すつもりで、前方の赤い車の傍に立つふたつの人影に目を向けた。
 
 セピア色に染まった世界の中で、友人二人がなにやら楽しげに密談している。
 
 友人といってもその二人の位置付けは天と地程もの差があるが。
 
 一人は、俺にとっては友人以上恋人未満の存在の拝島。
 
 もう一人は、友人というのもおこがましい、お邪魔虫以下の存在の高地。
 
 そして、視界に入れる程の値打ちもない、腐女子グリコとその友人二人が俺の隣で煩く(主にグリコが)雑談していた。
 
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